2020年2月より販売開始した、世界初の電池レス『熱電EH振動センサデバイス
KSGD-SV』が、モノづくり日本会議 ※1 と日刊工業新聞社が主催する
"超"モノづくり部品大賞において「電気・電子部品賞」を受賞しました。
https://award.cho-monodzukuri.jp/award2020/
"超"モノづくり部品大賞は、日本のモノづくりの産業・社会の発展に貢献する
「縁の下の力持ち」的存在の部品・部材を表彰対象としています。
KSGD-SVは、先行性・独創性に優れ、日本のモノづくりに寄与する卓越した部品
として『電気・電子部品賞』を受賞しました。
株式会社KELKの親会社のコマツの各工場では、設備機器の中で最も故障率の
高い回転機器の予知保全化に向け、『熱電EH振動センサデバイス KSGD-SV』の、
実証評価とデータの蓄積を開始しました。
"超"モノづくり部品大賞 「電気・電子部品賞」および「TPM優秀商品賞」
受賞企画として、期間限定(~2020年12月31日)で以下の構成の
『熱電EH振動センサデバイス スタータキット』を発売しています。
1.構成する製品と内訳 (詳しくは弊社HPのパンフレットをご参考ください)
1)振動センサデバイス 1台(FFTありタイプ、FFTなしタイプ のどちらか)
・熱電エネルギーハーベスティング※2により、温度差※3 10℃から
電池レスで動作。
・サンプリング周波数6.7kHz、加速度PEAK値、加速度OA値などを送信。
2)小規模ネットワーク 1式(内訳:親機 1台、中継器 3台)
・最大接続台数は30台程度。
3)センサデバイス用 データ管理ソフト 1本
・生データに加え1分平均のデータをcsv形式でそれぞれ保存。
4)ネットワーク設置支援用 電波強度確認ソフト 1本
・デバイスと中継器の電波強度確認ソフト。通信網の短時間での設置を支援。
2.特典
1)特別価格(参考価格)
・LT20-SSV2-A01(FFTあり) ¥195,000 ⇒ ¥175,000
・LT20-SSV3-A00(FFTなし) ¥185,000 ⇒ ¥165,000
2)ネットワークの最大接続台数
・中継器:5台 (従来のKSGD-SSVは3台まで)
・デバイス:30台程度(従来のKSGD-SSVは3台まで)
KSGD-SV(熱電EH振動センサデバイス)
世界初の 電池レス FFT解析搭載 熱電EH振動センサデバイス。
KSGD-SVは、モータやギヤなどの回転機器が発する熱と周囲温度との
温度差により自己発電し、最小温度差10℃(無風状態)から動作します。
従来の振動センサデバイスに比べ 設置コストおよびランニングコストを
大幅に低減します。
サンプリング周波数6.7kHz。振動と温度をセンシング。
加速度PEAK値、加速度OA値などを送信。
FFTタイプは速度RMS、パーシャルOA値を送信。
KELGEN SD-Net 小規模ネットワーク
KSGD-SVによる設備のセンシングデータをつなぐ無線機器。
親機はUSBコネクタを介し、シリアルでデータを出力。
KELGEN SDMでもデータ収集可能。
小規模ネットワークのEHデバイスの接続台数は最大30台程度です。
KELGEN SDM (KELGEN SD用 データ管理ソフトウェア)
センシングしたデータをコンピュータのストレージに保存するデータロガー。
センシングデータを、市販の集計ソフトで簡易に活用しやすいように、
生データに加え1分平均のデータをcsv形式でそれぞれ保存します。
また、データ可視化の簡易機能も備えています。
電波強度確認ソフト
センサデバイスと中継器の電波強度を可視化します。
通信網の設置時間を短縮。データ収集までのクイックスタートを支援します。
※1 モノづくり日本会議:日本のモノづくり産業の発展・競争力強化を
図ることを目的とした約2000社が参加する経済産業団体。
※2 エネルギーハーベスティング (Energy Harvesting, EH):
環境発電。光、振動、熱、風などの身の回りにある
わずかなエネルギーを電力に変換する発電技術
※3 温度差:KSGD-SV発電部の受熱側の表面温度と周囲温度との温度差
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